もう一つの山と、それから海へ
2011 / 10 / 30 ( Sun )
どうも最近、いろいろと忙しいせいか
書きたいことは沢山あるんだけど
PCに向かっている時間がなくって
ブログの方もすっかりサボり気味・・・^_^;

というわけで先日書いた記事の続きで~す
津波海岸


栗駒山を登り終えた後
息子のリクエストであった温泉に行こうかと思ったけれど
時間的にまだ早いし、どうしようかということになりまして
結局、今度は娘のリクエストに応えることにしました~
 
それは、山ではなく
のある場所へ行きた~い♪
とのことだったので
ちょっいと調べたら
帰りがてら寄れそうな一番近い海は
松島
ということになりまして
そこでイッキに高速を使って移動開始~







以前、何かで聞いた話では松島辺りは津波の被害は小さかったということで
ニュース等で見ていたあの光景は避けられるかと思っていたら・・・

どひゃ~奥松島方面へクルマを走らせていたら
初めて見た津波の被害状況に
唖然

ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!


初めて見る光景に言葉を失いました・・・ 

これをどう表現したらいいのか
分かりません。。。


そんな車窓の風景を眺めていた子供たちの反応を見てみると
ん~分かったような分からないような・・・(@_@;)
なにかな

それから、これは津波によるものなのでしょうか?
舗装道路が消失してしまったのか砂利道の続く場所を
通りつつ変わり果てた周囲の景色に
驚きの連続・・・ 




そんな中、よく分からないまま車を走らせていたら
何となく目に入った場所がありまして
路肩に車を駐車し

 

登山口 
この場所を登ってみることに・・・(^_^)






 階段 
さて栗駒山に続いて
この日、二度目の登山?



 



こんな道を
何かの遺構かと思えるような道を進みつつ




 
あと10分 
山頂まであと10分という近さ(^_^.)




整備された道
それなりによく整備された道なんで
辛くはありません



 
もうすぐだ
どうやらあれが山頂みたい



 

山頂

ほ~展望台があるんですね 


宮古島にある大高森、標高105.8mの山頂に到着~



 
松島 
そして、これがその山頂から見えた松島の風景~♪




被災地
でもその反対側である東側方向は
東松島市の海岸線。
 
津波の被害が痛々しかったです((+_+))








 
栗駒山 
そしてほんの数時間前に登った栗駒山が
ここから見えました~
 





なんであれが栗駒山だと分かったか言いますと




展望台 
実は、こちらの眺望案内でそのこを知りました~(^_^;)




 
地図

松島の内側は津波の被害は軽微だと、どこかで聞いていたのですが
でも外海に面している場所は
それなりに甚大な被害を被っていることは明白でして
 


方位盤

自分たちの認識不足を痛感しました(>_<)





 
海岸線 
遠くから眺めていると分からない
津波の恐ろしさ
限られた時間ではありましたが
改めて3.11の震災ことを考える貴重な一時でありました




帰り道
さて、その後は下って行ったわけですが
その途中、山栗の木を発見!

子供たちは栗を探すのに夢中になり




 
収穫物

僅かばかりではありましたが
自然の産物を頂戴しました~













その後は、娘の希望に応えるべく
海岸へ向かいましたが
 


とある海岸

あまりに変わり果てた海辺は
どことなく寂しげでありました・・・




 
きれいだ
白砂のたいへんキレイな海岸を歩きながらの貝拾い

 


石投げ
山とは違う海辺の景色は
これまた違った安らぎを感じます



 
貝拾い 
ただ、その先の場所では地元の方たちでしょうか。
海辺に打ち寄せられた残骸を集めては焼却中でありました
 





爪痕

これも地震の影響でしょうか
それとも津波のせい?
かなりデカい岩が転がっておりました~



 
岩 
何もなければとっても静かできれいな
海岸なんですが



ピース 
子供のリクエストがなければ来なかったであろうこの場所は
何となくまだ近づいてはいけない
そんな場所に思えてなりませんでした・・・ 







 
津波被害 
だってこんな光景を見てしまうと
とっても心苦しくて・・・
 




帰りましょう 
元々どんな集落があったのか
想像すらできないんですから
観光気分で訪れている自分たちって・・・






 
なにもなく 
ここに来て本当に良かったのか
ちょっと考えてしまいました。







その後、別の海岸に移動したら
そこには大勢のボランティアの方たちが
海岸のがれき拾いをしていたり
道路際の花壇を整備されていたりと
 これまたとっても場違いな所に飛び込んできたようで
ここにいること自体居たたまれなくなってしまい
結局、車から降りず 
来た道を戻ることに・・・



 
ここにも 
こんな光景は、この場所に限らず
周辺地域の海岸線に沿って
津波の痕跡を垣間見れる状態が広がっていることは
容易に想像できましたが
今回は時間の関係でそう遠くまでは足を延ばすことはできませんでした。


 
それにしても山を登ってからの爽快感と大きく違い
何ともやるせないこの気持ちは
 いったい何なんだろう?
それに今後、自分はこの件でいったい何ができるのだろうか?
真剣に考える良い切っ掛けにはなりました。


  






 



















この日のレポはこれでおしまい
(#^.^#)








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コメント
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こんばんは♪そしていつも素敵なレポを
楽しみにしているアフーです。

大高森山。行かれたのですね。実は気になって
震災後ずっとこの地の事を追っていた記憶が
蘇って来ました。この場所は連絡ならびに道路も
遮断された状態で小学校などに皆さんで集まって
無線で物資をお願いしたりと本当に大変だった
地域だったようです。

レポの写真を見て。。。私が記憶している風景とはやはりまったく別物でした。まだまだ完全な復興には時間がかかると思いますが出来る事を続けて行く事が大切だと痛感しました。

そして、ここあパパさん 大高森山の登山口
からの景色はなにも変わらずで緩くのんびりした
道ですよね♪ とても鮮明に記憶に残っている場所をかわいいお二人さんが歩いている姿を見て
なんだかとっても嬉しかったアフーであります。

いつも楽しみにしておりますっ!
by: アフー * 2011/10/31 22:42 * URL [ 編集] | page top↑
--アフーさんへ--

アフーさん、お久しぶりです!

こちらこそ、日々精力的に更新されているアフーさんのブログは
毎度チェックさせていただいております~(*^。^*)

>大高森山
ここを訪れたのは初めてだったんですが
どこかで見たことのある場所だなぁ~と思っていたら
後で思い出しました。
以前にアフーさんたちがいらっしゃた所だと。

ここ辿り着くまでの途中の橋は
片側一車線だけが通れる有様でしたし
埃っぽい砂利道が続いていたりして
この先進んで行ってもホント大丈夫なのかな~?
と不安にもなりました。
けど、この近辺は以前と変わらない感じがしましたね。

>復興
この様子を実際に目の当たりにしちゃうと
まだまだ道のりは長く、本当の復興はこれからだと実感しました。
テレビやネットなどで散々見ていた映像も
実際に見るのとでは全然違いました。

話は変わりますが、只今のところ
ブログの方も辛うじて続けている有様ではあるんですが
細々と更新できれば~といったレベルで
何とかやっております。(^_^.)

依然として行きたい場所や書きたいことは
いろいろとあるにはあるんですが
以前のように時間がなくって・・・^_^;

今後もアフーさんの記事に刺激をいっぱいもらいつつ
自分も何とか頑張りたいですっ!
by: ここあパパ * 2011/11/03 22:45 * URL [ 編集] | page top↑
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すっかりご無沙汰しております
bigcornerこと?びくこなです

今年、夏の北海道旅行の帰りに仙台の写真仲間とのオフ会に出席するため、
東北を訪れました

当初は、予定はなかったけれど、あることがきっかけで、海岸線に...

わかっているはずなのに、なぜか津波に流された光景を見ても、理解が出来ない自分がそこにはいました

気を撮り直し、何枚かの撮影をし、
半年近くがたって忘れかけていたあのときの
気持ちに思いを新たにするきっかけとなりました
by: びくこな * 2011/12/03 09:58 * URL [ 編集] | page top↑
--bigcornerさんへ--

どうもお久しぶりです!(^_^;)

今年も早いもので一年を振り返る時期になりました。
この一年は、誰もが認めるように"震災"の影響が
重くのしかかった一年でした。。。。

と同時に自然災害の凄まじさ、人間の力の限界
そうした中で希望をもって生きて行く大切さなど
いろいろと学ぶことが多かったですね。

自分にとって津波の被災地を訪問することは、
決してこの出来事を忘れないためにも
じっくりと見ておく必要があると思いましたので
また機会があったら是非訪れてみたいと考えております。

実際、あの状況を目の当たりにすると
カメラを向けようという気が起きにくいですが
記録として残せる写真には後世にも伝えられる
貴重な財産にもなると信じ
次回訪問した時は、もっといろんなショットを
写真に残しておきたいな~と思ったりもしています。
by: ここあパパ * 2011/12/06 14:17 * URL [ 編集] | page top↑
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