山と星の展望台《常念岳》・1
2011 / 05 / 20 ( Fri ) 2011/5/14
山へ行きたい! 星を撮りに行きたい! そんな願いを抱きつつ 暫くの間様子を伺っておりました~^_^; でもココんところGWの頃から 黄砂襲来により お天気が良くても空は霞みがち・・・ でも、そろそろ空の方も澄んできたかな~? ということで天候が期待できそうな 先週末、久しぶりにお出かけしてきました。 場所は、常念岳 けれどもメインはあくまでも夜なんで 家を出発したのは正午(^^ゞ しかーし行きの東京外環道で渋滞にハマり 中々関越道にも入れず・・・(+o+) その後、渋滞を抜けたら順調でして 気が付けば長野道・豊科ICを降りてました。 近くのコンビニに立ち寄って お天気の最終チェック! ところが思ったほど天気が良くな~い。。。 しかも山の方には、どんよりした雲が山全体を覆い 誰が見ても期待できる様子ではありません。。。 ま~とりあえずスマホでいつものサイトで今後のお天気を確認すると ま~何とかなるだろ~ということで 常念岳の登山口である一の沢へ移動開始!! とりあえず着いたけど 空からは雨がぽつぽつと降る始末・・・ 仕方がないのでスタート時から 雨具を来て出発進行!! どうせ夜間行動だしこの近辺に駐車者しちゃおうかと思ったけど 駐車禁止って書いてあるのでやめておきました~(^^ゞ ここからも残雪の山が確認できましたね 登山届を投かんしたら 時刻は午後5時半 ここからがスタートです この辺だけ、ちらほらとお花が咲いてましたね けれど全体的には まだ春は、これからといったところでしょうか 時折、雨脚が強くなったかと思いきや 今度はアラレが降る始末・・・ 途中、単独男性とすれ違ったものの その後は誰とも会わず (当たり前ですけどね(^^ゞ) 夏至まではあと1ヶ月ほど先ですが 日が伸びている関係で 薄暗くはなりましたが まだまだ全然平気 幾つかの沢を横切りますが この辺には雪は無かったですね 距離にしてやっと1/3強を歩いたところです この写真だと分かりずらいですが 下界は晴れてました 実は、この道を歩くのは、これで3度目 登山道の様子って時間とともに忘れてしまうことって多いんですが 今回は意外と記憶に残っていましたね この橋を渡ってから その先の道なんですが 残念ながら写真はありません。 というのも日没に向かって時は進み 写真を撮れる状況では無かったからです。 その後は、残雪道に入り 雪で埋まった沢をひたすら歩くことになるんですが 暗くなってからは 道が不明瞭で しかも道の途中デブリがあったり 正直いい気持ちはしませんね。 しかも降雪のため踏み跡の分かりずらい雪渓ルートが延々と続くのでした~(+o+) 道中、唯一すれ違った方からの情報では アイゼンは使わずに登れたということで 自分も装着せずに登って行ったら かなり急な斜面にぶつかりまして・・・ でも今更そんな場所でアイゼンを着けるわけにもゆかず 結局息を切らしながらキックステップで登り続けるのでした~(>_<) ↑ は帰りに撮った写真ですが アイゼン無しでは厳しかったです。。。 それからどの位、時間がたったでしょうか も~休み休み 上空を眺めながら 天候の回復を計算しつつペースを緩めに 登り続けましたが 結局、常念乗越に着いちゃいました~ 時刻は、午後10時10分 着いたのはいいけど強風が吹き荒れています~(*_*) さて、この後どうしようか? というのも空を見上げても雲が多く星は見えず・・・ 辛うじて月が見え隠れしているだけ。。。 これじゃ撮影する気にはなれません((+_+)) それじゃ~ということで明かりの灯る常念小屋の前にザックを下して 防寒着に身を包みしばし空を見上げます。 あれ? ヘッドライトがない(@_@;) どこかに落としたことに気づきまして 先ほどの道標へと舞い戻ると ありましたありました! しかも頭からずり落ちた拍子に ライトの中身の乾電池まで転がっているではないですか~ あれ?!全部で3本あるはずなの2本しか見つからない・・・ 辺りをいくら探しても見当たらず 結局エネループの乾電池1本行方不明となりました~ けれど予備はあるので、まっいっか・・・ でも、先日見た 映画『岳』で三歩さんがいうあのセリフを思い出してしまった。。。 山に捨てちゃいけないものは? 命は捨てられないけど ゴミは・・・(*_*; ま~そんなこともあったけど 天気がイマイチな夜なんで しばしどこかで休むにしても 風が強くて落ち着いて休憩もできませ~ん 予定では、このまま夜間の撮影タイムに入り 周辺をフラフラしながら移動するはずでしたが あまりの強風と晴れない空に嫌気がさし 近くに休める外の自炊室とかないかな~と探したけどなかったで ここは小屋の中で休憩しようかと おそるおそる引き戸を開けて入ってみました~ 電灯は点いているので中は明るいし暖かで 何だかホッとします。 奥の方では小屋の方が見えたので 声をかけてみたら 出てくださり事情をお話したら そのまま勢いで 素泊まりでの宿泊をお願いしちゃいました。 時刻は午後10時50分 普通あり得ない時間帯の宿泊受付・・・(-。-)y-゜゜゜ たいへん恐縮ながら 一晩お世話になることに~ こんな時間帯にもかかわらず ストーブまで点けてくださって ありがたや~ それに目の前には温かいお茶の入ったポットもあり ホント生き返りました~ その後、指定された部屋に向かうと 何と自分一人 完全個室じゃ~ その後、布団を敷いて 横になるわけですが 窓から見える外の天気が気になって気になって 中々眠れず・・・ そんな中、徐々に晴れてきたのが分かったので 結局12時50分ごろには 布団から上がり 外に出てみることに~ つづく スポンサーサイト
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この流れからいうと 良く…、頑張った!というべきなんでしょうか(笑) しかしいつも感心させられますが、夜の山道を1人で恐くないですか? 私じゃ色んなお化けを想像してしまって、とても1人じゃ夜の山道は歩けません。 きっと撮影の情熱が勝ってるんでしょうね! 続きの夜の撮影タイム楽しみにしてます!
by: おつ山 * 2011/05/22 18:22 * URL [ 編集] | page top↑
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いつも読んでて思うのが、山登りってなんて孤独なんだろう?ということ 登ってみたい気持ちもありますが、なかなか勇気が出ません --おつ山さんへ--
ん~頑張ったといえるかどうかは???ですが(^^ゞ 登山でのモチベーションって天候に大いに左右されるんですよね~ 登っている途中で晴れてくれていたら 疲れもすっ飛ぶんですが・・・ 夜の山歩きは、最初はビビりながら そんでもって以前に見たホラーものなんかを 思い出した日にはもうタイヘンでした(^_^;) それが今じゃ全然平気。 むしろ暗いので登山そのものに集中できるので いろんなことを考える時間にもなりますし 逆に一人静かでいられること自体 心地よかったりしています。 それに”情熱”もそうですが 目的意識をもって山に入っているので 他のことはさほど重要ではなくなるみたいですね(*^_^*) というこで続きは既にアップしましたが どうぞご覧下さいませ~ --bigcornerさんへ--
登山って本質的には孤独なんですよね~(*^_^*) 頼れるのは自分の力のみなんで 実際どこまで行けるのか? 自分だけが知り得る世界だったりします。 でも、大抵の山では誰かしらいますから 途中どこかですれ違ったりするもんですし 下界では味わえない見ず知らずの山仲間? との交流を楽しめたりして 意外と楽しいもんですよ。 ですから全くの孤独っていうわけでも 無かったりします。 それに森の中にはいろんな動物たちもいたりして(^^ゞ 一時的ではありますが森の住人になったつもりでいるのもどうでしょうか? ま~初めは「高尾山」とは言いませんので お手軽なところからボチボチ 始められるとイイですね(^^)/ |
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